この記事は、アガベを育てている方や、枯れる原因に困っている方に向けた内容です。
アガベは基本的には丈夫な植物で毎日手入れが必要などといったことはありません。
「なぜ枯れるのか?」を知り、適切な対策を取れば、アガベは美しく健康に育ちます。
以下に、原因と対策を分かりやすく解説します!

植物との出会いは一期一会。せっかくご縁があって手元にある株を枯らせたくないですよね。
こちらの記事もおすすめです!


原因① アガベに水を与えすぎている


アガベは乾燥した環境を好む植物です。
水を与えすぎると根腐れを起こし、枯れてしまうことがあります。
枯れるサイン
- 葉が黄色や茶色に変色している
- 土がいつも湿っている
- 根が黒く腐っている



いつもと植物の様子が違うときはほんとに気を付けてください。
サーキュレーターが止まっていないか、電球が切れていないかなど機械のチェックも必要です。
対策
- 水やりは控えめにする:土が完全に乾いてから行いましょう。夏場は週に1回、冬は月1回でも十分です。
- 排水性の良い鉢と土を使用:鉢の底に穴があるものを選び、多肉植物用の土を使うと安心です。
- 余分な水を捨てる:受け皿に水が溜まらないように注意しましょう。
原因② 強い直射日光が原因で葉焼けを起こしている


アガベは日当たりを好みますが、夏の強い直射日光は葉を傷めることがあります。
また、室内用のLEDも照度が高すぎると同じく葉を痛めることがあります。
枯れるサイン
- 葉の先端や表面が茶色く焦げたようになる
- 葉がしおれて縮む
対策
- 日陰を作る:夏の昼間は半日陰に移したり、遮光ネットを使うと葉焼けを防げます。
- 朝日を活用:朝の柔らかい光が当たる場所に置きましょう。
- 春と秋は日光をしっかり浴びせる:成長期には光を十分に当てることで元気に育ちます。
室内管理する場合は、無段階の兆候機能付きのパネルライトと、サーキュレーターの設置をお勧めします。
原因③ 土の質がアガベに合っていない


アガベには水はけの良い土が必要です。粘土質や水分をため込む土では、根が窒息して枯れることがあります。
枯れるサイン
- 成長が止まっている
- 葉が垂れて元気がない
対策
- 専用の土を使う:サボテンや多肉植物用の土がベターです。
- 自分で作る場合:赤玉土6:ひゅうが土3:腐葉土1の割合で配合するのがおすすめです。
- 定期的な土の交換:2年に1回を目安に、新しい土に入れ替えましょう。
ちなみに私は用土についてはBEST SOIL MIXがおすすめです。
原因④ 病害虫によるダメージ


アガベは強い植物ですが、カイガラムシやアブラムシなどの害虫に弱い場合があります。
枯れるサイン
- 葉の表面に白い粉や斑点が見える
- 葉の裏に小さな虫が付いている
対策
- 虫を取り除く:見つけたらすぐに手で取り除きます。
- 殺虫スプレーを使う:市販のスプレーを葉の裏側に吹き付けると効果的です。
- 葉を清潔に保つ:定期的に葉を拭くことで虫を防げます。
害虫に常々殺意を覚えますが、その殺意は殺虫剤で!
ベニカとオルトランがおすすめです。
原因⑤ 温度変化が激しい環境に置いている


アガベは丈夫な植物ですが、冬の寒さや急激な温度変化には弱いため、適切な温度管理が必要です。
枯れるサイン
- 冬に葉が凍るように見える
- 急激な寒暖差で葉が垂れる
対策
- 冬場は室内で管理:最低温度が5℃以上を保てる場所に置きましょう。
- 温度差を小さくする:急激な気温の変化を避ける工夫が大切です。
- エアコンの風を避ける:乾燥しすぎないよう注意しましょう。
植物のそばにパネルヒーターを設置すると温度を高く保てます。
まとめ:アガベを元気に育てるポイント
アガベが枯れる主な原因は「水」「日光」「土」「害虫」「温度」の5つです。以下のポイントを意識して育てましょう。
アガベを健康に育てるコツ
- 水は控えめで、乾燥させることを意識
- 強い日差しを避けつつ適度に光を与える
- 排水性の良い土を使う
- 害虫を早期発見して対処
- 寒暖差の少ない環境で管理



これらのポイントを押さえることで、アガベは美しく成長します!大切に育てて、自分だけの元気なアガベを楽しんでください!


コメント