殺菌殺虫剤のベニカXファインスプレーは有害?人体への影響について

ベニカXファインスプレーは、住友化学園芸が販売する殺虫殺菌スプレーで、観葉植物や野菜、果樹の害虫や病気対策に使われます。
しかし、農薬成分が含まれているため、使用時の人体への影響が気になりますよね。

そこで、ベニカXファインスプレーの安全性や注意点を詳しく解説します。

私はアガベに虫害が発生したら使用しています。常用されている方も多いのではないでしょうか?

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今回紹介するベニカXファインスプレーはこちら


目次

ベニカXファインスプレーの成分と人体への影響

1. ベニカXファインスプレーの成分と人体への影響

有効成分

ベニカXファインスプレーには、以下の殺虫・殺菌成分が含まれています。

クロチアニジン(殺虫成分)
➡ ネオニコチノイド系の殺虫剤で、昆虫の神経系に作用し駆除する。
➡ 人体への影響は少ないが、大量摂取するとめまいや吐き気を引き起こす可能性あり。

ミクロブタニル(殺菌成分)
➡ かび(真菌)の増殖を防ぐ成分。
➡ 皮膚や目に触れると軽い刺激を感じることがある。

フェンプロパトリン(殺虫成分)
➡ ピレスロイド系の成分で、神経に作用して害虫を駆除。
➡ 大量に吸い込むと頭痛やのどの痛みを感じることがある。

ベニカxファインスプレーは、人畜毒性のランクでは「普通物相当」となっていますが、飲み込んだり皮膚に触れると影響が出てくる可能性があります。


使用時に気をつけるべきポイント

使用時に気をつけるべきポイント

① 直接吸い込まない

スプレーの霧を直接吸い込むと、喉の痛み・めまい・気分不良を引き起こす可能性があります。

🔹 対策
✅ 屋外または風通しの良い場所で使用する
✅ マスクを着用する

② 皮膚や目に付着しないようにする

成分が肌に付くと、かぶれやかゆみを引き起こすことがあります。
目に入ると刺激が強いため注意が必要です。

🔹 対策
✅ 手袋・長袖を着用する
✅ 目に入らないように顔を避けてスプレーする
✅ 付着した場合はすぐに水で洗い流す

③ 誤飲しないようにする

誤って口に入れると、吐き気や腹痛を引き起こす可能性があります。

🔹 対策
✅ 使用後はしっかり手を洗う
✅ 食器や飲み物の近くで使用しない
✅ 子どもの手の届かない場所に保管する


万が一、体調不良を感じた場合の対処法

万が一、体調不良を感じた場合の対処法

① 目に入った場合

➡ すぐに大量の水で15分以上洗い流す
➡ 充血や痛みが続く場合は、眼科を受診

② 皮膚に付いた場合

➡ すぐに石鹸と水で洗い流す
➡ 赤みやかぶれが出た場合は、皮膚科を受診

③ 吸い込んで気分が悪くなった場合

➡ すぐに新鮮な空気の場所に移動し、安静にする
➡ 症状が治まらない場合は医療機関を受診

④ 誤って飲み込んだ場合

吐かずにすぐに水を飲む
➡ できるだけ早く医療機関を受診し、ベニカXを飲んだことを伝える


ベニカXファインスプレーの安全性と注意点

ベニカXファインスプレーの安全性と注意点

正しく使えば人体への影響は少ない
➡ 直接吸い込んだり、皮膚に付けたりしなければ、通常の使用範囲で健康被害のリスクは低いです。

屋内使用時は換気をしっかり行う
➡ 換気の悪い部屋で使うと、スプレーの成分がこもって体調不良を引き起こす可能性があるため注意。

食品やペットの近くで使わない
➡ 残留成分が口に入ると危険なので、食べ物やペットの水皿の近くでは使用しないことが大切です。


まとめ|安全にベニカXファインスプレーを使うために

まとめ|安全にベニカXファインスプレーを使うために

ベニカXファインスプレーは、害虫や病気対策に効果的なスプレーですが、農薬成分が含まれているため適切な使用方法を守ることが重要です。

安全に使用するポイント
✅ 風通しの良い場所で使用し、直接吸い込まない
✅ 皮膚や目に付着しないように注意する
✅ 使用後は手をしっかり洗う
✅ 誤飲しないよう、子どもの手の届かない場所に保管

万が一、体調不良を感じた場合は速やかに適切な対応を行いましょう!
正しく使えば人体への影響は少なく、安全に害虫対策ができます。

使用時の注意を守りながら、快適な植物ライフを楽しみましょう!

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