「ちょっと大人っぽくて個性的な花を育てたい」「ナチュラルガーデンに似合う花がほしい」そんな方におすすめなのがジギタリスです!釣り鐘のような花が縦に連なって咲く姿は存在感たっぷり。庭に高さとドラマチックな雰囲気を加えたい方にぴったりです。
ボタゾンイングリッシュガーデンの定番植物としても知られていますが、実は初心者でも育てやすく、手間も少ない花なんです。



この記事では、ジギタリスの特徴・花言葉・育て方・水やり方法・注意点まで、わかりやすく解説していきます!




ジギタリスとは?特徴と魅力を紹介


ジギタリスは、オオバコ科またはゴマノハグサ科の多年草または二年草で、ヨーロッパ原産の植物です。
細長く伸びた茎に釣鐘型の花が段々に咲くユニークな姿が魅力で、ナチュラルガーデンやボーダー花壇に最適です。
🌼 基本情報
学名:Digitalis
分類:オオバコ科 ジギタリス属(以前はゴマノハグサ科)
原産地:ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ
開花時期:5月〜7月
草丈:60〜150cm(品種によって異なる)
花色:ピンク、紫、白、クリームなど
タイプ:多年草または二年草
🌟 魅力ポイント
ジギタリスの花言葉とその意味


ジギタリスの花言葉には、神秘的で少しミステリアスな雰囲気が込められています。
💐 花言葉
- 「不誠実」
- 「熱愛」
- 「隠される希望」



由来には諸説ありますが、ジギタリスは心臓の薬として使われてきた歴史があり、「見た目の美しさとは裏腹に強い力を持つ」ことから、このような花言葉がつけられました。



※ジギタリスは全草に毒性があるため、観賞用として楽しむのが基本です。
ジギタリスの育て方【基本のポイント】


ジギタリスは、涼しい環境と日当たりが好きな植物です。二年草タイプが多いですが、うまく育てればこぼれ種で毎年咲くことも!
🌱 植え付けの時期と方法
- 苗の植え付け適期:3月〜5月、9月〜10月
- 種まき時期:6月〜8月(翌年開花)
- 用土:水はけの良い培養土(腐葉土を混ぜると◎)
- 株間:30〜40cmほど空けて風通しを確保
ポイント!
根をいじられるのが苦手なので、苗はそっと扱いましょう
やや湿り気のある土壌を好みますが、過湿はNG!
☀ 日当たりと置き場所
- 日なた〜半日陰がベスト(特に夏は半日陰がおすすめ)
- 花が高く伸びるため、風通しがよく、倒れにくい場所が理想
- 鉢植えでも育てられますが、大きめの鉢でしっかり支柱を立てましょう
💧 水やりの方法
ジギタリスは根腐れしやすいため、水やりは控えめに管理するのがコツです。
- 地植えの場合:
→ 根づけば基本的に水やり不要。乾燥が続く時だけ補水 - 鉢植えの場合:
→ 土の表面が乾いたらたっぷりと(週2〜3回が目安)
→ 冬は休眠するので、水やりも控えめでOK
注意点!
❌ 過湿にすると根腐れの原因に
❌ 花や葉に水をかけず、株元に水をあげるように
🍽 肥料の与え方
- 元肥:植え付け時に緩効性肥料を混ぜておく
- 追肥:春に芽が伸びてきたら月1〜2回、液体肥料を与えると花つきが良くなる!
ジギタリスの管理【剪定・支柱・病害虫対策】


✂ 花がら摘み・切り戻し
- 咲き終わった花穂は早めに切ることで、株に負担をかけず次の花が咲きやすくなります
- こぼれ種を残したい場合は一部の花を残しておいてOK!
🪵 支柱で倒伏防止
- 草丈が高くなるため、開花前に支柱を立てておくと安心
- 風で倒れると株が弱るので、風の強い場所では特に注意しましょう
🐛 病害虫対策
✅ アブラムシ:新芽や花穂に発生 → 早めに駆除 or 殺虫スプレー
✅ うどんこ病:湿度が高いと葉に白いカビ → 通気性の確保がカギ
✅ ナメクジ・ヨトウムシ:葉を食害 → 見回り&市販の忌避剤で対応
Q&A:ジギタリスに関するよくある質問


❓ Q1. 毎年咲かせるにはどうすればいい?
A. 種を採取して蒔くか、こぼれ種に任せる方法があります。
→ 二年草の場合は1年目は葉だけ、2年目に花が咲くので、気長に育てましょう。
❓ Q2. 毒があるって本当?
A. はい、全草に強い毒性があります。
→ 摘み取ったり植え替えたりする際は必ず手袋を着用し、小さなお子様やペットがいる家庭では手の届かない場所で育てるのがおすすめです。
❓ Q3. 寄せ植えに向いていますか?
A. 草丈が高く、広がるタイプではないため背景植物としての寄せ植えに向いています。
→ 手前に背の低い草花、後方にジギタリスを配置するとバランスよくなります。
✅ まとめ:ジギタリスで庭に高さと華やかさをプラスしよう!


🌸 育て方まとめ
✅ 日当たり〜半日陰の風通しの良い場所で育てる
✅ 水やりは「乾いたらたっぷり」、過湿は避ける
✅ 支柱を立てて倒伏を防止
✅ 花がらはこまめに摘んで次の花を促す
✅ 毒性があるため、取り扱いには注意!



ジギタリスは、ナチュラルだけど存在感があり、ガーデンの印象を一気に格上げしてくれる花です。
初心者にも育てやすく、こぼれ種で毎年楽しめるのもうれしいポイント!



ぜひあなたのガーデンにも取り入れて、ジギタリスの魅力を楽しんでみてくださいね🌿✨


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