今回は忙しい人向けの虫対策としておすすめのドブ漬けをしてからアガベFO-76を植え替えた方法について説明していきます。
FO-76はアガベの中でも手頃で、締まりやすいことから人気の品種になります。そのFO-76にカイガラ虫がついていましたので対策としてドブ漬けをして、それから植え替えをしていこう思います。
この株は現地球で発根管理したのですが、鉢のサイズが元々小さかったせいですぐに成長が止まってしまいました。
そのため、この秋の成長シーズンで鉢増しを行い、さらに大きく育てようと思います。
この記事でドブ漬けと植え替えの流れについての流れを掴んでもらえたらと思います。
こんな人にオススメ
・ドブ漬けをどうやればいいのか知りたい方
・植え替えた後のFO-76がどのくらい大きくなるか知りたい方
・アガベの植え替え方法を知りたい方。

ドブ漬けすると葉の表面に着いた害虫を一気に流せるのでおすすめです!
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FO-76とは?名前の由来は?


FO-76の名前の由来
アガベ チタノタ FO-76は Agave Titanota FO-76といい、 チタノタの元祖と言われることもある品種です。
フェリペ・オテロ氏がメキシコで採取した種子にFO-076と名付けコレクションにしました。オテロイがまだチタノタと呼ばれていた時の話です。
これがきっかけで後にオテロイと呼ばれることになります。 なのでFO-76とオテロイは同じ品種となります。
FO-76の特徴
FO-76はアガベ・チタノタ(Agave titanota)の中でも特に人気の高い品種です。
以下のような特徴があります:
- 白い鋸歯
葉の縁に沿った鋸歯(トゲ)が際立つ白色で、成長すると芸術的な美しさを持っています。 - 締まりやすいく育てやすい
丈夫で育てやすいのですが、水、風、光の調整が比較的しやすく締めて育てやすいです。 - ブルーグリーンの葉色
葉の青緑色が深く、成長とともにより美しいコントラストが現れます。



FO-76は育てやすいので初めてのアガベにもおすすめですし、鉢の大きさによってかなり巨大に育てることもできます!
ドブ漬けとは?アガベに必要な理由


ドブ漬けとは、アガベを根ごと薬剤や水に浸して消毒・洗浄する方法です。
主に病害虫の除去や根腐れの予防が目的で、特に植替えの前に行うことで植物の健康を保てます。
ドブ漬けをする理由
- 病害虫対策: アガベは乾燥に強い反面、根に害虫が付きやすい植物です。
- 根腐れ防止: 植替え時に古い土が残ると、根が蒸れて腐るリスクがあります。
- 健康な発根促進: 古い根を清潔に保つことで、新しい根が伸びやすくなります。
「ドブ漬け」という名称は少し大げさに聞こえますが、実際はただの水や薬剤への浸け置き。
安心して挑戦できますよ!
ドブ漬けをする方法
大きめのバケツに水をはり、ボチャンと中にアガベを入れます。
バケツに入れて大体1時間ほどそのままにしておくだけです。



ドブ漬けの最大のデメリットはめんどくさいことです笑
そこさえ越えられればあとは簡単に実施できます。
FO-76 育成について


今まではBARRELのAMATERASの光が当たるところに置いていました。
コンスタントに80,000~100,000Luxの光が当たる場所に移動しています。
温度は、室内管理で30°超えるタイミングが多いのですが、風も24時間、弱風があたります。
また、土をケチってせっかく発根させた植物をダメにするリスクが非常に怖かったので、BEST SOIL MIXと軽石を混ぜた用土を利用しています。
鉢は、植え替え前は陶器鉢だったのですが、BLACK PLASTIC POT【SHALLOW TYPE】幅30cmのポットに植え替えします。
用土はBEST SOIL MIXと日向土を混ぜたものを使用しています。
カッコよく育てる方法についてはこちら!


FO-76を植え替えようと思った理由


FO-76を植え替えようと思った理由
結論から言うと、成長が明らかに止まりました。
今まで1ヶ月に1枚ずつ葉の展開があったのですが、半年くらい前から全く展開しなくなりました。
すぐに植え替えようと思っていたのですが、私は植え替えが億劫になってしまうタイプで、いつの間にか半年くらい経過していました。



根鉢になっているのでは?と思っていましたが、大きさもあり植え替えるのが億劫になってしまっていました。。
実際に植え替えてみた
株の現状
現状はこのような感じです。この鉢も横幅が27CMあるので私の持っている株の中で一番大きなアガベになります。


植え替える
植え替えのイメージはこちらです。
BLACK PLASTIC POT【SHALLOW TYPE】幅30CMに植え替えします。




この鉢に底網を引いていきます。




その次に軽石を全体に均等に敷きます。




鉢から出す。
根がかなり張っていました。




この状態から根をほぐしていきます。
ほぐすときにはこのソイルスティックを使いました。


実際にドブ漬けをする
植え替え前に植え替えの前に、白いワタが見えました。
カイガラムシのようでしたので、1時間ほどドブ漬けしてから移そうと思います。
ドブ漬けにはこのようなバケツを使います。
ドブ漬け後のアガベがこちら


この株を植え替えで出した鉢、用土に順番に植えていきます。
20240915 (植え替え後)
植え替え後はこちらになります。
今は鉢に負けて迫力がなくなっていますが、すぐに大きくなってくれると思います。





これから成長記録をつけていきます。


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