「ナチュラルな庭づくりをしたい」「ちょっと珍しい花を育ててみたい」そんな方におすすめなのがゲウム(別名:大地の炎、フウロソウモドキ)です。
バラ科の多年草で、初夏から秋まで個性的で長く楽しめ鮮やかなオレンジや赤の花を咲かせます。
ボタゾン丈夫で育てやすく、切り花にも向いていますが、「夏越しは大丈夫?」「花がらは取るの?」など、ポイントを押さえておくとさらに長く楽しめます。



この記事では、ゲウムの特徴・花言葉・育て方・水やり・管理方法まで、わかりやすく紹介します!




ゲウムとは?特徴と魅力を紹介


ゲウムは、バラ科の多年草で、ヨーロッパやアジアの山地や草原に自生しています。
鮮やかな花色とナチュラルな草姿が魅力で、ワイルドフラワー系の庭にぴったり。
🌼 基本情報
学名:Geum spp.
分類:バラ科 ダイコンソウ属
原産地:ヨーロッパ、アジア、アメリカ
開花時期:4月〜6月(秋にも咲くことあり)
草丈:30〜60cm
花色:赤、オレンジ、黄色、白など
🌟 魅力ポイント
ゲウムの花言葉とその意味


ゲウムはその明るい花色や元気な姿から、前向きでエネルギーのある花言葉が多くつけられています。
💐 花言葉
- 「希望」
- 「満ちた心」
- 「愛の囁き」



特にオレンジや赤の花は「元気」「太陽」「情熱」を連想させるため、見ているだけで元気がもらえる花です。
ゲウムの育て方【基本のポイント】


ゲウムは、日当たりがよく、風通しの良い場所を好む多年草です。
湿気や蒸れにはやや弱いので、梅雨〜夏の管理がポイントになります。
🌱 植え付けの時期と方法
- 適期:3月〜5月、または9月〜10月
- 場所:日当たりと風通しの良い場所
- 用土:水はけの良い土(赤玉土+腐葉土など)
植え方のポイント:
- 根鉢を軽くほぐしてから、株元が地表に来るよう浅植えにする
- 鉢植えの場合は深さ20cm以上の鉢が理想
☀ 日当たりと置き場所
- 日なたが大好き!日当たりの良い場所に植えましょう
- 真夏の直射日光が強すぎると葉焼けする場合も → 西日は避けるか半日陰へ移動
- 風通しが悪いと蒸れて株が弱るので注意!
💧 水やりの方法
ゲウムは適度な湿り気を好む一方で、過湿は苦手です。
- 地植えの場合:
→ 植え付け後2週間程度は毎日水やり
→ その後は雨任せでOK! 乾燥が続くときだけ補水 - 鉢植えの場合:
→ 土の表面が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷり水やり
→ 夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に
注意点:
❌ 過湿にすると根腐れの原因に
❌ 水を葉にかけすぎないよう、株元にやさしく水やり
🍽 肥料の与え方
- 元肥:植え付け時に緩効性肥料を混ぜる
- 追肥:春〜初夏に月1回程度、液体肥料を与える
→ 肥料を与えすぎると茎が伸びすぎて倒れやすくなるので控えめでOK!
ゲウムの管理【剪定・病害虫対策・夏越し】


✂ 花がら摘み・剪定
- 咲き終わった花は茎ごとカットして、次の花を促す
- 全体が乱れたら、株元から半分程度切り戻しするとコンパクトに
- 秋咲き品種は夏を過ぎてからまた花が咲くことも♪
🌞 夏越しのポイント
- 夏の高温多湿に注意!
- 梅雨前に株元の古い葉を間引いて風通しを良くする
- 鉢植えは半日陰に移動させると◎
🐛 病害虫対策
✅ 灰色かび病:湿気が多いと発生 → 通気の確保+花がらの除去
✅ アブラムシ:新芽に発生 → 見つけたら早めに駆除 or 薬剤使用
✅ ナメクジ・ヨトウムシ:葉や茎を食害 → 夜に見回り or 防虫剤使用
Q&A:ゲウムに関するよくある質問


❓ Q1. 毎年咲きますか?
A. はい、多年草なので毎年咲きます!
→ ただし、高温多湿に弱いため、夏越しに成功するかが翌年の花に影響します。
❓ Q2. 鉢植えでも育てられますか?
A. もちろんOK!
→ 通気性の良い土+深めの鉢+風通しの良い場所が揃えば、長く育てられます。
❓ Q3. 増やし方は?
A. 株分けがおすすめ!
→ 秋または早春に株を掘り上げて、根を2〜3株に分けて植え直すと元気な株が育ちます。
✅ まとめ:ゲウムで季節の彩りと元気をプラスしよう!


🌼 育て方まとめ
✅ 日当たり良好&風通しの良い場所が理想
✅ 水やりは「乾いたらたっぷり」、過湿はNG
✅ 花がらはこまめに摘んで次の花を促進
✅ 夏越しは「蒸れ対策」がカギ
✅ 毎年咲かせたいなら、定期的な株分けも◎



ゲウムは、ナチュラルな雰囲気と鮮やかな花色の両方が楽しめる丈夫な花です。



少しの手間で毎年咲き続けてくれるので、ぜひあなたの庭やベランダでもチャレンジしてみてくださいね🌿✨


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