ヤフオクで見つけた「アガベ・シーザー100株セット」。
深夜のテンションと激安の誘惑に負けて、気づけばポチッと落札。
数日後、ダンボールが届いて開けてみると、100本のトゲトゲしたアガベたちがビッシリ。(正確には107株)
正直「やっちまったかも…」と思いました(笑)
でも、せっかくうちに来たなら全部ちゃんと発根させてやります!
この記事では、そんな私の実体験をもとに、
オキシベロンを使ったアガベ・シーザーの発根管理を初心者でもできるように、全工程を丁寧に解説します。

「発根ってなにから始めたらいいの?」
「100株って、どう管理するの!?」
「失敗しない方法が知りたい…」



そんな疑問や不安を持つ方に向けて、科学的な根拠と経験ベースのリアルな情報をまとめています。
アガベ沼にハマりかけているあなた、一緒に発根ライフ始めませんか?




アガベ シーザーとは?


アガベシーザーの概要
アガベ・シーザー(Agave titanota ‘Caesar’)は、アガベの中でも人気の高い「チタノタ(Titanota)」の園芸品種のひとつです。
その名前の通り、王者(Caesar=カエサル)を思わせる風格ある姿が特徴的で、最近は流通し値段も手頃でアガベファンからも支持を集めています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学名 | Agave titanota ‘Caesar’ |
| 属名 | アガベ属(リュウゼツラン属) |
| 分類 | 多肉植物・ロゼット型 |
| 原産地 | メキシコ(チタノタはメキシコ南部原産) |


オキシベロンとは?


オキシベロンの概要
オキシベロン(Oxybevron)とは、植物用の発根促進剤の一種で、特に挿し木や発根管理の際に使われる農薬です。
正式には「植物成長調整剤」に分類され、主な成分はインドール酪酸(IBA)というホルモンです。
この成分は、植物の根を伸ばす働きがあり、根の発生を助けたり、強く太い根を出しやすくする効果があります。
🔍 オキシベロンの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | オキシベロン(粉剤・液剤あり) |
| 有効成分 | インドール酪酸(IBA) |
| 分類 | 植物成長調整剤/農薬登録あり |
| 主な用途 | 挿し木、接ぎ木、根なし苗の発根促進 |
| 使用方法 | 茎の切り口につける/希釈して浸けるなど |


アガベの発根管理とは?どんなことをするの?


発根管理とは、ベアルートとも言われる根のないアガベを、しっかりと根が出るまで育てる工程のことです。
よくある発根管理の場面
- ヤフオクやメルカリなどで購入したが、根が乾いてしまっているアガベを購入した時
- 株分け・胴切りなどで自分で切り戻した株
- メキシコや台湾などからの輸入苗の植え付け前



この「根を出すまでの期間」に、腐らせず健康に管理することがとても大事なんです。
アガベの発根管理|やり方をステップで解説!


実際に私がやっている方法をそのままご紹介します👇
準備したもの
・トレー
・育苗トレー
・多肉植物用の用土
・BEST SOIL MIX
・日向土
・カッター
・ライター
・オキシベロン
・Rapid Start
STEP0:開封の儀
届いた荷物はこちら!


中を開けるともう一つ箱がありました。




その中に緩衝材に包まれる形でシーザーが顔を出しました!


その中の一株がこちら!シーザーの鋸歯の力強さが伝わりますでしょうか?


STEP1:下処理



中途半端に行うと、最悪腐る恐れがあるので殺菌はしっかりやりましょう!
- カッターをライターで炙り除菌する
- 根っこの部分をカットする
根っこの部分をカットした状態がこちら!


TEP 2:発根促進剤につける
- オキシベロンを400倍に希釈する
- STEP1で根っこをカットしたアガベをカットした部分が浸かるようにセットする
- 12時間待つ
- 時間が経ったらオキシベロンから上げて、24時間しっかり乾燥させる



オキシベロンにつけすぎると、本来成長に使われる養分が流れ出てしまうのでつけすぎ注意です。
STEP3:発根管理用の環境にセットする
- 用土を用意する
- カットした部分を埋める
100株を植えたのですが、流石に狭すぎたので、倍の大きさのケースに飢えています。


STEP4:あとはひたすら待つ


子株を購入して発根管理するメリットとデメリット【体験ベースで比較】
✅ メリット(僕が感じたリアルな良さ)
- とにかく安く手に入る
- 発根の達成感がクセになる
- アガベの育て方に自信がつく!
❌ デメリット(やってみて感じた課題)
- 最初の乾燥管理が面倒&緊張感あり
- 根が出るまで不安&時間がかかる(早ければ数日〜遅ければ半年や1年など)
- 最悪腐らせてしまう
実際にやってみた!アガベ発根レポート
僕は、冒頭で書いた通りヤフオクでアガベ・チタノタ・シーザーの子株を100株セットで落札しました。
届いた株は根が乾いた状態で、よく数えたら107株入っていましたw
🌱 結果は…?
植え替えてから4日で2割ほどの発根を確認しました!
ちょうど暖かいこともあったのですが、出来過ぎかもしれないですw







引き続き発根管理中!
Q&A:アガベの発根管理に関するよくある質問


❓ 発根促進剤って使うべき?
👉 使うと早まることが多いけど、なくてもOK。
初心者の方はルートンなどを軽く塗っておくと安心です。
❓ カットした後の乾燥期間はどれくらい?
👉 最低でも24時間
季節や湿度によっても変わるので、茎の断面が乾いて硬くなるまで待つのがベスト。
❓ 発根後の管理はどうする?
👉 今回はアガベ用土に飢えているのでそのまま管理。水苔などで管理した場合は用土に植え替え。
日陰→半日陰→日なたへなどゆっくり日光に慣らしていくのがポイントです!
✅ まとめ:発根管理はアガベ育成の“登竜門”!


🌵 まとめポイント
✅ 発根管理は、ベアルートから株を育てる大事なステップ
✅ 正しい乾燥・土選び・水やりのタイミングがカギ
✅ メリットも多いが、慎重に進めないと腐るリスクも
✅ 成功すればコスパも満足感も◎!



発根管理は、修行だと思っていますw
やってみて初めて分かる奥深さと楽しさ、ぜひ体験してみてくださいね😊




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