こんにちは!多肉植物好きの皆さんに向けて、アガベの中でも特に出回っている「覇王龍(はおうりゅう)」の室内育成について詳しくお伝えします。荒々しい鋸歯が特徴で丈夫さな品種にも関わらず、値段も控えめで、初心者でも育てやすい魅力的な品種です。覇王龍はネット界隈だとネタに使われることもあるような品種ですが、普通に育てている分にはかっこいい品種だと思っています。
五反田ビッグバザールで購入できたので、今回はその育て方や成長記録、注意点を分かりやすく説明しますのでぜひ最後までお読みください!

この株は最初1,000円だったのですが、白犀牛、金蟾とのセット購入でサービスしていただいた株です。




アガベ覇王龍とは?特徴と魅力


「覇王龍」は、アガベ属の中でも特に人気の高いアガベ・チタノタ(Agave titanota)の園芸品種のひとつです。
その名前が示す通り、威厳ある姿と力強い印象が特徴です。
特に、鋭いトゲと迫力のあるフォルムから「覇王龍」という名前が付けられました。
普及種ですが、白鯨やシーザーなどよりは人気は劣るのですが、育てやすさから入門用の品種として人気が高い品種です。
覇王龍の特徴


覇王龍の特徴として具体的なポイントを挙げてみます。
葉の形状と色合い
- 厚みのある肉厚な葉が特徴。
- 葉の色は青みがかったグリーンやシルバーグリーンで、乾燥が進むと白い粉が浮き出たように見えます。
- 葉の縁にはギザギザのトゲがあり、白い鋸歯(きょし)が際立つデザイン性があります。
迫力のあるフォルム
- コンパクトなロゼット型(バラの花のような形状)が基本ですが、力強く広がる姿は圧倒的な存在感があります。
- 他のアガベよりも葉の幅が広く、どっしりとした印象を与えます。
鋸歯(トゲ)の魅力
- 葉のエッジに並ぶトゲは、白く太いものが多いです。
- この鋸歯が「覇王」と呼ばれる理由でもあり、見る人を惹きつけます。



やっぱりフォルムはかっこいいと思います。大きく育てた時に真価を発揮します。
覇王龍の室内育成に必要な環境


室内で元気に育てるためには、環境作りが大切です。以下を意識しましょう。
育てるための光の確保
- 年間を通してできるだけ日光の当たる風通しの良い場所を好みます。
- 日光が当たる屋外での管理。
- 屋内管理の場合、30,000~100,000Luxの光が当たる場所が必要です。
おすすめのパネルライトはこちら
育成に適切な温度
- 生育適温は18℃~25℃。
- 冬は10℃を下回らないよう注意。暖房器具の近くに置くのは避けましょう。
冬場にはヒーターマットもおすすめです。
株を締める空気の流れ
- 風通しが良い場所に置くことで、カビや害虫を防げます。
- エアコンの風が直接当たらないように注意してください。
サーキュレーターはしまったアガベを作るための必需品です。
水やりと土選びのコツ
水やりと土選びは、覇王龍の育成成功の鍵です。
水やりの頻度
- 春・秋(成長期): 土が乾いたらたっぷり与えます(週1回程度)。
- 夏(休眠期): 控えめに、2~3週間に1回でOK。
- 冬: 月に1~2回程度。根腐れを防ぐため、土の乾燥をしっかり確認してから水を与えます。
ポイント
- 葉に直接水をかけないようにしましょう。カビや腐敗の原因になります。
- 底穴のある鉢を使い、水がしっかり抜けるようにします。
おすすめの土
- 「多肉植物専用土」または「サボテン専用土」を使用すると良いです。
- 自作する場合は、赤玉土(小粒)6:川砂2:腐葉土2の割合が最適。


カッコよく育てる方法はこちらもご覧ください!


覇王龍の育て方と成長記録
覇王龍の成長記録をつけることで、変化を実感できたり問題に早く気づけたり育成がさらに楽しくなります。
ここで25年1月の五反田ビッグバザールで手に入れた株の発根管理から記録していきます。
開封の儀(2025年1月14日)
ビッグバザールで購入したときの様子はこちら!
藁半紙をティッシュペーパーに包んだような紙に包まれていました。


中を開くと覇王龍が御目見えしました






発根管理をする
発根管理は今回、Rapid Startを使ってやっていきます。


カッターをライターで炙り消毒して、そのカッターで根っこを切ったものがこちら


植え付け
この根っこが剥き出しの状態の覇王龍を水苔に植え付けていきます。


発根管理の注意点
- 葉が黒ずんでいる場合は腐って株が弱っている可能性があるので、そこまで削ってください。
- 葉がしおれている場合は水不足かもしれませんのでそのまま植え付けてください。
覇王龍のトラブル対策と長く楽しむコツ


トラブルを未然に防ぐことが、白犀牛を長く楽しむポイントです。
よくあるトラブル
- 根腐れ
- 原因:過剰な水やりや排水性の悪い土。
- 対策:水やりを控え、通気性の良い土を使う。
- 害虫(ハダニ・アブラムシ)
- 原因:風通しが悪い場所。
- 対策:害虫発見時は、アルコールを染み込ませた綿棒で拭き取る。または薬剤を使用する。
- 葉焼け
- 原因:強すぎる直射日光。
- 対策:レースカーテン越しの光に調整。
使用している薬剤はこちら!
長く楽しむためのコツ
- 定期的に鉢を回して、均一に日光を浴びせる。
- 2、3年に1回は植え替えを行い、根詰まりにならないよう根をリフレッシュさせる。
- 葉の埃を柔らかい布で拭いて、美しい見た目を保つ。
まとめ:アガベ覇王龍を育てて癒しの空間を作ろう!
アガベ覇王龍は、その美しいフォルムと育てやすさから、多肉植物初心者にもおすすめの品種です。
適切な環境を整え、水やりやトラブル対策をしっかり行えば、覇王龍は室内でも元気に育ちます。



これから成長記録をつけなていきます。
あなたも覇王龍と一緒に楽しいグリーンライフを満喫してください!


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