こんにちは!多肉植物好きの皆さんに向けて、アガベの中でも特に出回っている「ホホジロザメ/大白鯊」の室内育成について詳しくお伝えします。荒々しい鋸歯が特徴の品種で去年まではかなり高額で取引されていました。魅力的な品種ですがだいぶ価格がこなれてきたため今回購入しました。
購入先はメルカリです。今回はその育て方や成長記録、注意点を分かりやすく説明しますのでぜひ最後までお読みください!

この株は大株の鋸歯の荒々しさやバンド幅が目立ちます。今回手に入れたので成長記録をつけていきます。


ホホジロザメ/大白鯊とは?特徴と魅力
「ホホジロザメ/大白鯊」は、アガベ属の中でも特に人気の高いアガベ・チタノタ(Agave titanota)の園芸品種のひとつです。
その名前が示す通り、鋸歯がとても力強く大株になったときの力強い姿が印象的です。


1. 迫力のある葉姿
- ホホジロザメという名前は、葉の鋭いフォルムや堂々とした存在感から名付けられたと言われています。
- 厚みのある葉には強いトゲがあり、荒々しい海の捕食者であるホホジロザメを連想させる力強さを感じます。
- 葉の端に沿った鋸歯のような棘(マージナルスパイン)と、中央部分の緩やかな湾曲が絶妙なバランスを作り出しています。
2. 美しい葉色と模様
- 青白いグラデーションがかった葉の色が特徴的で、光の加減によって印象が変わります。
- 表面は滑らかで、白い縁取り(葉縁)がくっきりとしており、エッジの効いたデザインが魅力的です。
3. 耐久性と育てやすさ
- 比較的丈夫な品種で、環境への適応力が高いのもポイントです。
- 乾燥に強く、水やりを少なく抑えられるため、初心者でも育てやすいです。
- ただし、寒さには若干弱い面があるため、冬場は温度管理が重要です。
4. 希少性と収集価値
- 「ホホジロザメ」という名前のアガベはコレクターの間で非常に人気があり、今は落ち着いてきてはいますが市場でも高値で取引されることがあります。
- ユニークな見た目と名前が魅力的で、他のアガベとはひと味違う存在感を放ちます。



やっぱり鋸歯が本当にかっこいいと思います。子株から育てて行って大人の鋸歯を出してくるタイミングは見逃せないです!
ホホジロザメ/大白鯊の室内育成に必要な環境


室内で元気に育てるためには、環境作りが大切です。以下を意識しましょう。
育てるための光の確保
- 年間を通してできるだけ日光の当たる風通しの良い場所を好みます。
- 日光が当たる屋外での管理。
- 屋内管理の場合、30,000~100,000Luxの光が当たる場所が必要です。
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育成に適切な温度
- 生育適温は18℃~25℃。
- 冬は10℃を下回らないよう注意。暖房器具の近くに置くのは避けましょう。
冬場にはヒーターマットもおすすめです。
株を締める空気の流れ
- 風通しが良い場所に置くことで、カビや害虫を防げます。
- エアコンの風が直接当たらないように注意してください。
サーキュレーターはしまったアガベを作るための必需品です。
水やりと土選びのコツ
水やりと土選びは、アガベホホジロザメ/大白鯊の育成成功の鍵です。
水やりの頻度
- 春・秋(成長期): 土が乾いたらたっぷり与えます(週1回程度)。
- 夏(休眠期): 控えめに、2~3週間に1回でOK。
- 冬: 月に1~2回程度。根腐れを防ぐため、土の乾燥をしっかり確認してから水を与えます。
ポイント
- 葉に直接水をかけないようにしましょう。カビや腐敗の原因になります。
- 底穴のある鉢を使い、水がしっかり抜けるようにします。
おすすめの土
- 「多肉植物専用土」または「サボテン専用土」を使用すると良いです。
- 自作する場合は、赤玉土(小粒)6:川砂2:腐葉土2の割合が最適。


カッコよく育てる方法はこちらもご覧ください!


ホホジロザメ/大白鯊の育て方と成長記録
ホホジロザメ/大白鯊の成長記録をつけることで、変化を実感できたり問題に早く気づけたり育成がさらに楽しくなります。
ここで25年1月に手に入れた株の発根管理から記録していきます。
開封の儀(2025年1月14日)
メルカリで購入したときの様子はこちら!
プチプチで包まれて届きました。梱包は特に問題がある感じでもありませんでした。


中を開くとホホジロザメ/大白鯊が御目見えしました






発根管理をする
発根管理は今回、Rapid Startを使ってやっていきます。


カッターをライターで炙り消毒して、そのカッターで根っこを切ったものがこちら


植え付け
この根っこが剥き出しの状態のホホジロザメ/大白鯊を水苔に植え付けていきます。


発根管理の注意点
- 葉が黒ずんでいる場合は腐って株が弱っている可能性があるので、そこまで削ってください。
- 葉がしおれている場合は水不足かもしれませんのでそのまま植え付けてください。
ホホジロザメ/大白鯊のトラブル対策と長く楽しむコツ


トラブルを未然に防ぐことが、白犀牛を長く楽しむポイントです。
よくあるトラブル
- 根腐れ
- 原因:過剰な水やりや排水性の悪い土。
- 対策:水やりを控え、通気性の良い土を使う。
- 害虫(ハダニ・アブラムシ)
- 原因:風通しが悪い場所。
- 対策:害虫発見時は、アルコールを染み込ませた綿棒で拭き取る。または薬剤を使用する。
- 葉焼け
- 原因:強すぎる直射日光。
- 対策:レースカーテン越しの光に調整。
使用している薬剤はこちら!
長く楽しむためのコツ
- 定期的に鉢を回して、均一に日光を浴びせる。
- 2、3年に1回は植え替えを行い、根詰まりにならないよう根をリフレッシュさせる。
- 葉の埃を柔らかい布で拭いて、美しい見た目を保つ。
まとめ:アガベホホジロザメ/大白鯊を育てて癒しの空間を作ろう!
ホホジロザメ/大白鯊は、荒々しい鋸歯が特徴で、値段が落ち着いてきたので次に何を育てようか悩んでいる方にもおすすめの品種です。
適切な環境を整え、水やりやトラブル対策をしっかり行えば室内でも元気に育ちます。



これから成長記録をつけていきます。
植物は育てるうちに愛着が湧いてくるのでホホジロザメも楽しみです。


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