この記事は、「南国風の花を育てて庭にリゾート感を出したい」「つる性で長く咲く花を探している」そんな30代男性ガーデナーに向けて書いています。
マンデビラは、つる性で鮮やかな花を長期間咲かせる、夏の定番ガーデニング植物です。ピンクや白、赤の花色があり、育て方も比較的簡単。
ボタゾンフェンスやトレリスに絡ませて立体的に仕立てれば、南国の雰囲気たっぷりの華やかな庭づくりが楽しめます。



この記事では、マンデビラの基本情報、花言葉、育て方、水やり方法、剪定と管理のポイント、よくある質問までを、初心者にもわかりやすくご紹介します。




マンデビラの基本情報


マンデビラは中南米原産のつる性多年草で、日光と暖かさを好む植物です。夏の暑さに強く、日照があれば長期間次々と花を咲かせてくれるのが特徴。特に初夏から秋まで、途切れることなく咲き続ける姿は非常に華やかで、鉢植えやフェンス仕立てにもよく映えます。
基本データ
学名:Mandevilla
科名:キョウチクトウ科
原産地:中南米(ブラジルなど)
分類:常緑多年草(つる性)
草丈:1〜3m(つるの長さ)
開花時期:5月〜10月
花色:ピンク、赤、白、黄色など
耐寒性:弱い(10℃以下で室内管理)
耐暑性:非常に強い
マンデビラの花言葉


マンデビラの花言葉は、その大らかな花姿と長く咲き続ける力強さに由来しています。南国の風を感じるような開放的な花は、見る人の気分まで明るくしてくれます。
主な花言葉
- 固い友情
- 情熱
- 危険な恋
- 優雅な愛情



特に「固い友情」という花言葉は、信頼関係を大切にする大人の男性にもぴったりの意味合いを持っています。
マンデビラの育て方


マンデビラは、日当たりの良い場所に置けば、暑さに負けず花を次々と咲かせてくれるつる植物です。水やりと寒さ対策さえ押さえておけば、毎年楽しめる丈夫な植物です。
植え付け時期
- 適期は5月〜6月(最低気温が15℃を超えてから)
- 寒さに弱いため、春に植え付けて気温が安定してから屋外へ
- 鉢植え・プランター仕立てが基本(寒冷地では特に)
適した環境
- 日当たりがよく風通しの良い場所が理想
- 半日陰でも育つが、花数が減る
- 支柱やフェンスなどに誘引して立体的に仕立てると見栄えUP
用土と肥料
- 水はけと保水性を兼ね備えた土(赤玉土6:腐葉土3:パーライト1など)
- 元肥に緩効性肥料を施し、花期中は月2回程度液体肥料で追肥
- 肥料が切れると花が咲きづらくなるため注意
マンデビラの水やり方法


マンデビラは乾燥にはやや強いが、真夏の水切れには注意が必要な植物です。水を切らさず、でも過湿にしない、バランスが大事です。
鉢植えの場合
- 土の表面が乾いたらたっぷり水を与える
- 真夏は朝・夕2回の水やりが理想的
- 花に水がかかると傷むので、株元から静かに水やり
地植えの場合(暖地のみ)
- 根づいた後は、極端に乾燥する時だけ水やりでOK
- 土が粘土質で水はけが悪い場合は高植えや鉢植えに変更を検討
剪定と管理のポイント


剪定(切り戻し)
- つるが伸びすぎた場合は途中で軽く切り戻して整える
- 花後は古い枝をカットし、新芽に更新すると株が若返る
- 冬越し前に、全体を1/2〜1/3程度に切り戻して室内へ
冬越し管理
- 気温10℃以下では屋内管理が必須
- 明るく暖かい室内(南向きの窓辺など)で管理
- 水やりは控えめに、土が乾いてから数日後でOK
よくある質問(Q&A)


Q1. マンデビラは冬越しできますか?
A. はい、できます。寒さに弱いので必ず室内に取り込みましょう。最低でも10℃を下回らない環境で、明るく風通しの良い場所がおすすめです。
Q2. 花が咲かなくなった原因は?
A. 主に日照不足・肥料不足・根詰まりが原因です。日当たりの良い場所へ移動し、液肥を週1で与えてみましょう。鉢が小さい場合は植え替えも効果的です。
Q3. 支柱がなくても育ちますか?
A. はい、育ちますが、つるが暴れて見栄えが悪くなることがあります。フェンスやトレリスに絡ませて整えると、花もよくつき、見た目も良くなります。
まとめ


マンデビラは、華やかで南国らしい雰囲気を演出してくれる、丈夫で育てやすいつる性植物です。日当たりの良い場所でたっぷり日光を浴びさせれば、夏から秋まで花を咲かせ続けてくれます。



毎年育てることで株も充実し、花数もどんどん増えていくのが魅力。ぜひあなたの庭やベランダにマンデビラを取り入れて、明るく華やかなガーデニングライフを楽しんでみてください。


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