大きな葉が印象的なモンステラは、そのまま育てるとバランスが取れず倒れることがありますよね。
そんなときは、鉢に支柱を立てるのがおすすめです。
今回は、モンステラの支柱の立て方と広がるときの対処法を紹介します!

支柱を立ててバランスを保ち、元気に育つ環境を整えましょう!
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モンステラは支柱がないと倒れる?その理由とは


モンステラは大きく育つ観葉植物ですが、支柱なしで育てると以下のような問題が発生します。
① 茎が重くなりすぎる
成長するにつれて葉が増え、茎にかかる負担が大きくなります。
特に大きな葉は風や自重で傾くことが多く、支えがないと倒れてしまいます。
② 横に広がってバランスが悪くなる
モンステラは半つる性の着生植物で、本来は他の木に絡みついて伸びる習性があります。
支柱なしでは横に広がり、不格好になってしまうことも。
③ 気根が活用されない
モンステラは「気根(きこん)」と呼ばれる根を伸ばし、他の植物に絡みついて自立します。
室内栽培では支柱がないと気根がうまく機能せず、倒れやすくなります。
④ 鉢が小さいと安定しない
根が成長して鉢の中が窮屈になると、土の中で根が十分に張れず、バランスを崩しやすくなります。



パキラのように上に伸びる植物なら支柱は不要ですが、モンステラは横に広がる特性があるため、支柱が必須アイテムなのです!
モンステラに適した支柱の選び方|おしゃれなタイプも!


支柱を選ぶときは、モンステラの成長段階やインテリアに合うものを選ぶのがポイントです。
以下の5つのタイプをチェックしてみましょう!
① 木ヘゴ(ヘゴ支柱)
ヘゴ科の植物を加工した支柱で、モンステラの気根が自然に絡みつきます。
② ココスティック(ココヤシポール)
ヤシの繊維でできた支柱で、ヘゴ棒と同じく気根が絡みやすいのが特徴です。
③ プラヘゴ
ヘゴ棒を模したプラスチック製の支柱。
耐久性があり、水にも強いので長く使えます!
④ 流木
インテリアにこだわるなら、天然の流木の支柱を活用するのもおしゃれ。
ナチュラルな雰囲気を演出できます。
⑤ リング支柱
リング状になった支柱で、モンステラの葉をコンパクトにまとめられるのが特徴。
省スペースで育てたい人におすすめです!
モンステラの支柱の立て方|倒れるのを防ぐ方法


支柱を立てるときは、モンステラの成長具合や支柱のタイプに合わせて方法を変えましょう!
ここでは、2つのパターンを紹介します。
① リングタイプや棒状の支柱を立てる方法
🔹 手順
- 支柱を鉢に挿す(根を傷つけないよう注意)
- **ビニール紐や麻紐で「8の字結び」**をする
- 結び目が支柱側に向くように固定(見た目がスッキリ!)
- 不安定なら3〜4本の支柱を挿して補強
👉 ポイント:根を傷つけないよう慎重に!
② 太い支柱を使う方法(植え替え時がおすすめ!)
🔹 手順
- 一回り大きな鉢に植え替え準備
- 底石を入れ、鉢の中心に支柱を固定
- 3分の1ほど土を入れて支柱をしっかり固定
- モンステラを置き、麻紐で仮止め
- 土を鉢の縁から3〜4cm下まで入れる
- 広がりを抑えるため、麻紐で全体をまとめる



植え替えとセットで行うと、モンステラに優しく負担も少なくなります!
モンステラの支柱の立て方に関するQ&A


Q1. 支柱を立てるのに適した時期は?
👉 成長期(5~9月)がベスト!
この時期は回復が早く、支柱を立てたダメージを最小限に抑えられます。
Q2. 100均で支柱を揃えられる?
👉 プラスチック製なら100均でも入手可能!
ただしサイズが合わないことがあるため、自作の支柱を作るのもおすすめ。
🔹 100均で作る支柱の材料
・水苔
・目の粗いネット
・結束バンドor麻紐
・割り箸や棒状の支柱
🔹 作り方
- ネットをモンステラのサイズに合わせてカット
- 水で戻した水苔をのせる
- 中心に支柱(割り箸など)を入れる
- 結束バンドor麻紐で固定
Q3 モンステラの支柱を立てるときは植え替えもすべき?
👉 植え替えと一緒に行うのがベスト!
なぜなら、支柱を立てるときに根を傷つけるリスクがあるからです。
成長期の5~9月に、植え替え+支柱設置をセットで行いましょう!
まとめ|モンステラが倒れるなら支柱を立てよう!


モンステラは成長とともに横に広がり、倒れやすくなります。
支柱を立てることで、見栄えも美しくなり、健康に育てられます!
✔ モンステラに適した支柱を選ぶ
✔ 支柱の立て方を工夫して安定させる
✔ 成長期(5〜9月)に行うのがベスト!



支柱を上手に使い、モンステラを美しく育てましょう!




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