モンステラを育てていると、「気根」「斑入り」「徒長」など、専門用語がたくさん出てきますよね。
特に斑入りの種類や葉の特徴を表す言葉は、聞いたことがあっても正確な意味が分からないことが多いです。
この記事では、モンステラに関する重要な用語をわかりやすく解説します!
「モンステラをもっと知りたい」「SNSや本で見る用語の意味を理解したい」という方に役立つ内容です。
ぜひ、気になる言葉をチェックしてみてください!

モンステラは一つそこにあるだけで南国の雰囲気が出てきて人気の植物ですが、人気なだけあってか用語がたくさんあります!
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モンステラの葉に関する用語


1-1. 裂葉(れつよう)・切り込み
モンステラの葉にできる特徴的な切れ込みのことです。
モンステラは成長すると葉が大きくなり、自然と切れ込みが入ります。
切れ込みの入り方は品種によって異なり、以下のような違いがあります。
- モンステラ・デリシオーサ:深い切れ込みが入り、大きな葉になる
- モンステラ・アダンソニー:細長い葉に穴が多く空く
- モンステラ・タイコンステレーション:斑入りでありながら深い切れ込みが入る
この切れ込みのおかげで、モンステラは強風に耐えやすくなります。
1-2. 斑入り(ふいり)
葉の一部が白や黄色に変色することを指します。
これは葉の色素が部分的に抜ける現象で、「バリエガータ」とも呼ばれます。
モンステラの斑入り品種は人気が高く、以下のような種類があります。
- オーレア(Monstera Aurea):黄色の斑が入る品種
- ホワイトミント(White Mint):白や薄い緑の斑が特徴
- タイコンステレーション(Thai Constellation):星のようなまだら模様の斑が入る
1-3. ハーフムーン・フルムーン


斑入りの葉の模様を表す言葉です。
- ハーフムーン(Half Moon):葉の半分が緑、もう半分が白や黄色に分かれている状態
- フルムーン(Full Moon):葉全体が白や黄色になっている状態
ハーフムーンのモンステラは特に人気があり、左右対称に斑が入ると高値で取引されます。
しかし、フルムーンの葉は光合成がほとんどできないため、長期的に育てるのが難しいことがあります。
モンステラの成長に関する用語


2-1. 気根(きこん)
モンステラの茎から伸びる根のようなものを指します。
この気根は、本来、木や岩にしがみつくために発達したもので、湿気を吸収する役割もあります。
モンステラを鉢植えで育てる場合、気根が長く伸びすぎることがありますが、切っても問題ありません。
ただし、気根を土に埋めると栄養を吸収しやすくなるため、より元気に育ちます。
2-2. 徒長(とちょう)
茎が間延びしてひょろひょろと伸びてしまうことです。
日照不足や肥料の与えすぎが原因で起こることが多く、見た目が悪くなるだけでなく、植物自体の健康にも悪影響を及ぼします。
対策としては、以下の方法があります。
- 日当たりの良い場所に置く(特に午前中の光が理想)
- 成長期に適度な肥料を与える
- 剪定を行い、形を整える
モンステラの育成環境に関する用語


3-1. 半日陰(はんひかげ)
直射日光が当たらず、明るい日陰のことを指します。
モンステラは強い直射日光に弱いため、「レースのカーテン越しの光」や「室内の明るい場所」で育てるのが理想的です。
3-2. 過湿(かしつ)・乾燥(かんそう)
- 過湿…水のあげすぎで土が常に湿っている状態。根腐れの原因になる。
- 乾燥…水が不足し、葉がしおれたり、茶色く枯れる状態。
モンステラの水やりは「土が乾いてから」が基本。
特に冬は成長が遅くなるので、水やりの回数を減らしましょう。
モンステラの病気やトラブルに関する用語


4-1. 根腐れ(ねぐされ)
根が黒く変色し、腐ってしまう状態です。
原因は水のあげすぎや排水の悪い土です。
対策としては、
- 水やりは土が乾いてから
- 鉢の底に穴があるものを使う
- 通気性の良い土を使う(観葉植物用の培養土がオススメ)
モンステラの増やし方に関する用語


5-1. 挿し木(さしき)
茎を切り取り、新しい株を作る方法です。
気根がついている部分を切り、水につけて発根させた後、土に植えます。
5-2. 株分け(かぶわけ)
親株から新しい株を分けて増やす方法です。
モンステラは成長すると株が大きくなるので、定期的に株分けをすると元気に育ちます。
まとめ:用語を知ってモンステラをもっと楽しもう!


モンステラに関する用語を知ることで、育てる楽しさがさらに増します。



今回紹介した用語を活用しながら、モンステラとの暮らしをもっと楽しんでくださいね!


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