「見た目も良くて、香りも楽しめる花を育てたい」そんな願いを叶えてくれるのが、ニオイバンマツリです。
紫から白へと変わる花色と、ふんわり広がる甘い香りが魅力のこの花木。香りのある花をガーデンやベランダで楽しみたい人にぴったりです。
ボタゾンでも、「冬は枯れる?」「香りが強すぎない?」など、育て方に悩むこともありますよね。



この記事では、ニオイバンマツリの特徴・花言葉・育て方・水やり方法まで、わかりやすく丁寧にご紹介します!




ニオイバンマツリとは?特徴と魅力を紹介


ニオイバンマツリは、南米原産の常緑低木で、春〜初夏にかけて甘くて強い香りの花を咲かせる花木です。
咲き始めは紫、やがて薄紫〜白へと色が変わる様子がとても幻想的。
名前に「バンマツリ(晩茉莉)」とありますが、ジャスミンとは別の植物です。
🌼 基本情報
学名:Brunfelsia latifolia
分類:ナス科 ブルンフェルシア属
原産地:ブラジルなど南米
開花時期:4月〜6月(条件が良ければ秋にも咲く)
草丈:1〜2m(鉢植えなら1m程度)
花色:紫→薄紫→白へと変化(同じ株でグラデーションが楽しめる)
香り:バニラに似た甘く上品な香り
🌟 魅力ポイント
ニオイバンマツリの花言葉とその意味


ニオイバンマツリには、香りや色の移り変わりから連想される素敵な意味が込められています。
💐 花言葉
- 「浮気な人」
- 「幸運が訪れる」
- 「熱心」



色が変わる特徴から「浮気」と表現されることもありますが、香りが幸運を運ぶ花ともされ、
贈り物や玄関先にぴったりの、縁起の良い植物としても知られています。
ニオイバンマツリの育て方【基本のポイント】


🌱 植え付けの時期と方法
- 植え付け適期:3月〜5月(春)または9月(秋)
- 場所:日当たり〜半日陰(明るい日陰でもOK)
- 用土:水はけがよく、適度に保水力のある土(草花用培養土+腐葉土など)
ポイント!
- 日照不足だと花つきが悪くなるので、朝日が当たる場所がベスト
- 鉢植えは移動がしやすく管理しやすいのでおすすめ
☀ 日当たりと置き場所
- 春〜秋:日当たりの良い場所(特に午前中)
- 夏:直射日光が強い場所では葉焼けに注意 → 半日陰に移動
- 冬:5℃以下になる地域では室内や軒下で管理
🌿 寒さに少し弱いので、霜が降りる前に保護してあげましょう。
💧 水やりの方法
ニオイバンマツリはやや湿り気のある土を好む植物です。
- 鉢植えの場合:
→ 春〜秋は土の表面が乾いたらたっぷり水を与える
→ 夏場は朝か夕方に1日1回が目安(乾燥しすぎに注意)
→ 冬は控えめに。週1回程度でOK - 地植えの場合:
→ 基本は雨まかせでOK。乾燥が続いたら水やりを。
注意点!
❌ 水をやりすぎると根腐れの原因に
❌ 花や葉に直接かけるのは避けて、株元にそっと水やりを
🍽 肥料の与え方
- 元肥:植え付け時に緩効性の肥料を土に混ぜる
- 追肥:3月〜6月、9月〜10月に月1〜2回液体肥料を与えると花つきアップ!
※チッソ過多になると葉ばかり茂るので、リン酸多めの肥料が◎
ニオイバンマツリの管理【剪定・病害虫対策】


✂ 剪定(切り戻し)の方法
- 花後すぐ(6月頃)に軽く剪定
- 樹形を整えるために、伸びすぎた枝を1/3程度カット
- 夏以降の剪定は控えめにして、翌年の花芽を守る
🐛 病害虫対策
✅ ハダニ・アブラムシ:新芽や葉裏に付きやすい → 見つけ次第、薬剤や水スプレーで駆除
✅ うどんこ病:葉に白い粉 → 風通しをよくして予防
花後の葉や枝は整理して、蒸れないように管理するのが大切!
Q&A:ニオイバンマツリに関するよくある質問


❓ Q1. 花が咲かないのはなぜ?
A. 日照不足・剪定時期のミス・肥料不足が原因です。
→ 日当たりの見直しと、花後すぐの剪定+リン酸肥料で対応しましょう!
❓ Q2. 冬越しできますか?
A. はい、5℃以上あれば越冬可能です。
→ 鉢植えは軒下や室内の日の当たる場所に移動すればOK。地植えなら腐葉土などで根元を保温しましょう。
❓ Q3. 鉢植えでも育てられますか?
A. もちろんOK!
コンパクトに管理できるので、ベランダガーデンや玄関先にもおすすめです。
✅ まとめ:香りも見た目も楽しめる「ニオイバンマツリ」を育てよう!


🌸 育て方まとめ
✅ 日当たり〜半日陰が最適(朝日が当たる場所が理想)
✅ 水やりは「乾いたらたっぷり」、過湿には注意
✅ 花後に軽く剪定すると翌年も元気に咲く
✅ 冬は5℃以下にならないよう室内や軒下で管理



ニオイバンマツリは、花色の変化と香りが楽しめる、魅力たっぷりの花木です。
手間も少なく初心者にも育てやすいので、ぜひあなたのお庭やベランダにも迎えてみてくださいね🌿✨


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