「手がかからなくて、広がりのある植物が欲しい」そんなあなたにぴったりなのがツルニチニチソウ(蔓日々草)です。紫や白の可憐な花と美しい斑入りの葉、そして地面を這うように広がる性質で、庭づくりの名脇役として人気!
グランドカバーや壁面緑化など、ナチュラルな雰囲気の庭づくりにも向いています。
ボタゾンでも「どこに植える?」「増えすぎて困らない?」と気になる点もありますよね。



この記事では、ツルニチニチソウの基本情報・花言葉・育て方・水やり・増やし方まで、わかりやすく解説します!




ツルニチニチソウとは?特徴と魅力を紹介


ツルニチニチソウは、ヨーロッパ原産の常緑多年草(つる性)で、春に小さな花を咲かせながら、葉を茂らせて地面を覆うように広がる植物です。
🌿 基本情報
学名:Vinca major
分類:キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属
原産地:南ヨーロッパ・北アフリカ
開花時期:3月〜5月(初夏までぽつぽつ咲く)
花色:青紫・白・ピンクなど
草丈:10〜30cm(つるは1〜2m以上に伸びる)
🌟 魅力ポイント
ツルニチニチソウの花言葉とその意味


ツルニチニチソウは、可憐で控えめながらも力強く広がる姿から、前向きな意味の花言葉を持っています。
💐 花言葉
- 「楽しい思い出」
- 「幼なじみ」
- 「優しい追憶」



花の咲く時期が春で、新生活や卒業シーズンとも重なるため、思い出や懐かしさを表す花言葉がつけられたとも言われています。
ツルニチニチソウの育て方【基本のポイント】


🌱 植え付けの時期と方法
- 適期:3月〜5月、または9月〜10月
- 植え方:株分け苗や挿し芽苗を根鉢ごと植えるだけ
- 用土:水はけのよい土(培養土+腐葉土など)
ポイント!
- 植え替えは3年に1回程度でOK!
- 植える場所を決めたら、広がっても大丈夫な範囲に植えるのがベター(増えやすいので)
☀ 日当たりと置き場所
- 半日陰〜明るい日陰がベスト!(直射日光でもOK)
- 北側の花壇やフェンス沿いでもよく育ちます
- 日差しが強すぎる場所では葉焼けに注意
💧 水やりの方法
ツルニチニチソウは乾燥に強い植物ですが、植えたばかりの時期は水分が必要です。
- 地植え:根付くまでは週2〜3回水やり → 根付いたら基本的に水やり不要
- 鉢植え:土の表面が乾いたら、たっぷりと水やり(週2〜3回)
注意点!
❌ 過湿にすると根腐れの原因に
❌ 冬場は水やりを控えめに(休眠期なので)
🍽 肥料の与え方
- 元肥:植え付け時に緩効性肥料を混ぜておく
- 追肥:春と秋に1〜2回、液体肥料や緩効性肥料を与えるだけでOK
※ 肥料が多すぎると、葉ばかり育って花が減ることがあるので注意!
ツルニチニチソウの管理【剪定・増やし方・病害虫】


✂ 剪定の方法
- 春〜秋に伸びすぎたツルを切るだけ!
- 放っておくとツルが暴走して他の植物を覆うので、こまめなカットが大切
- 冬前に全体を軽く刈り込んでおくとコンパクトに越冬できます
🌱 増やし方(挿し芽)
- 切ったツルを10cmほどにカット → 水につけて根が出たら植える
- 土にそのまま挿しても根づくほど簡単!
- 春・秋が挿し芽の適期です
🐛 病害虫対策
ツルニチニチソウはとても丈夫ですが、環境によっては以下のトラブルが起きることも。
✅ ハダニ・アブラムシ:乾燥気味の環境で発生しやすい → 葉裏をチェック&予防に葉水
✅ 灰色かび病:湿気が多すぎると発生 → 切り戻しと風通しで予防
Q&A:ツルニチニチソウに関するよくある質問


❓ Q1. 植えすぎると増えすぎて困る?
A. はい、ツル性なので広がりすぎることもあります。
→ 定期的にツルをカットして管理すれば大丈夫!他の植物との境界に注意です。
❓ Q2. 宿根草として毎年咲く?
A. はい、常緑多年草なので毎年咲きます。
→ 冬も葉が枯れず、グリーンのまま過ごせるのがうれしいポイントです。
❓ Q3. 鉢植えでも育てられる?
A. もちろんOK!
→ 広がりやすいので、吊り鉢や寄せ植えにするとおしゃれ&管理しやすいですよ。
✅ まとめ:ツルニチニチソウで手間なく美しい庭づくりを!


🌸 育て方まとめ
✅ 半日陰〜日向でOK!日陰の庭にも◎
✅ 水やりは「乾いたらたっぷり」、過湿は避ける
✅ 肥料は少なめで十分、花が減るなら春秋に追加
✅ 伸びすぎたツルはカットしてスッキリ管理
ツルニチニチソウは、初心者でも扱いやすく、手がかからないのに庭をぐっとおしゃれにしてくれる優秀な植物です。
ぜひグランドカバーやフェンス沿いに取り入れて、ナチュラルで癒やしの空間を作ってみてくださいね🌿✨


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