アガベを外に移した際に葉焼けしたような跡がありました。
確かに屋内から屋外へ移動したため、急激な変化があって葉焼けしたことが考えられますが、アブラムシのようなものが付着していることに気づきました。
このままだおと害虫の種類と対策についてまとめたいと思います。
こんな人にオススメ
・アガベの点滴の害虫はどんな種類があるか知りたい
・どんな症状がでるか知りたい
・どんな対策があるか知りたい
アガベの害虫の種類について
以下の住友化学園芸様のサイトより、害虫対策はお借りしています。
ぜひご覧になってください。

アガベはの害虫の種類は多く、
アザミウマ、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、カタツムリ、ナメクジなど、ずらずらと数十種類にも及びます。
その中で私も被害に遭っており、対策が必要な害虫について並べてみます。
カイガラムシ

特徴
葉の全体的に綿のような、埃のようなものができます。
カイガラムシはアガベの葉に寄生し、モゾモゾ動くように見えます。
症状
貝殻虫はカメムシの中までアガベの汁を吸って、葉をダメにしてしまいます。
カイガラムシが規制すると、葉が黒くなったり、茶色くなったりし、成長も遅くなります。
アブラムシ

特徴
小学校の理科授業で見たことがあると思うのですが、体長1ー4mmほどの図のようなムシです。
世界的には3000種類存在すると言われています。
症状
葉の色が抜け始め、次第に茶色や黒に変色していきます。
また、新芽が萎縮したり、葉が縮れたりすることも症状として現れ、成長が鈍化します。
間接被害として、モザイク病の媒介をします。
ハダニ

特徴
体長は0.3~0.8mmほどと小さく、肉眼では発見しにくいのが特徴です。赤色系が多いことからレッドスパイダーとも呼ばれ、農業害虫には赤色をしたハダニが多く見られます。
5月から9月ごろに発生しやすいと言われています。
ハダニは高温で乾燥している植物を好むため、アガベにつきやすい害虫です。
症状
対処方法
上記3つの害虫に対する効果がある対策は基本的には同じです。
オルトラン
オルトランは万能な殺虫剤で、土に一定量散布します。
一回の散布で効果は2-3週間持続します。
効果としては、
・浸透移行性により作物のすみずみに行き渡り、害虫をむらなく防除する
・効果の持続期間が長く、省力的な害虫防除ができる
・植物についた害虫に直接散布する薬剤ではないため、虫の姿を見なくてすむ
・水利の便の悪いところや施設内でも手軽に使用できる
と色々なメリットがあり、アガベだけでなく、さまざまな植物利用可能です。
ベニカスプレー
オルトランが顆粒だったのに対し、ベニカはスプレータイプです。
害虫に素早く、長く(アブラムシ1ヵ月)効き、退治の難しいチョウ目老齢幼虫(ハスモンヨトウ、オオタバコガ)、薬剤抵抗性害虫(アブラムシ、ハダニ)にも効き、病気の予防・治療に効果的です。
こちらもアガベだけでなく、さまざまな植物利用可能です。
どぶ漬け
ハダニには一番効果があると言われているドブ漬けです。
アガベ全体が入るようなバケツに水をはり、1時間ほど水につけておきます。
たったこれだけで、害虫は窒息死します。
害虫を見つけると悲しくなるのですが、焦らず一つずつ対処していきましょう。


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