家庭菜園やガーデニングをしていると、害虫や病気で困ることがありますよね。特に、アブラムシやハダニ、うどんこ病などの対策を考えると『オルトラン』と『ベニカX』が有力候補になります。でも、どっちを選べばいいのか迷う人も多いと思います。
この記事では、オルトランDXとベニカXネクストスプレーの違いを比較し、どんな場面でどちらを使うべきかを詳しく解説します!

害虫に気づいた時にはすでに遅しです。。



そうなる前に対策、なってしまっても対策、気づいた時に最前の手段を取りたいですよね。


オルトランDXとベニカXネクストスプレーの基本情報
まずは、それぞれの特徴を簡単に紹介します。
オルトランDX(粒剤・水和剤)


✔ 成分:アセフェート(殺虫)+クロチアニジン(殺虫)
✔ 主な効果:アブラムシ、ヨトウムシ、コナジラミ、ハモグリバエ など
✔ 使い方:土にまく or 水に溶かして散布
✔ 効果の持続性:長め(約2週間〜1ヶ月)
✔ 適用作物:野菜・花・果樹 など



オルトランDXは、植物に吸収される「浸透移行性」の薬剤なので、葉の表面だけでなく内部に潜む害虫にも効果を発揮します。また、2種類の殺虫成分を配合しており、害虫への効果を高めています。
ベニカXネクストスプレー


✔ 成分:クロチアニジン(殺虫)+フェンプロパトリン(殺虫)+ペンチオピラド(殺菌)
✔ 主な効果:アブラムシ、ハダニ、アオムシ、うどんこ病、黒星病 など
✔ 使い方:スプレーで葉や茎に直接噴射
✔ 効果の持続性:短め(約1〜2週間)
✔ 適用作物:花・観葉植物・果樹(野菜には使えない)





ベニカXネクストスプレーは、殺虫+殺菌のW効果があり、さらに速効性が高いのが特徴です。また、ハダニにも効果があり、病気の予防・治療もできるのが強みです。
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オルトランDXとベニカXネクストスプレーの違いを比較!どっちがいい?
| 比較項目 | オルトランDX | ベニカXネクストスプレー |
|---|---|---|
| 効果の範囲 | 殺虫のみ(浸透性) | 殺虫+殺菌(即効性) |
| 適用作物 | 野菜・花・果樹 | 花・観葉植物・果樹(野菜NG) |
| 使い方 | 土にまく・水に溶かして散布 | 直接スプレーする |
| 持続期間 | 約2週間〜1ヶ月 | 約1〜2週間 |
| 即効性 | 遅め(じわじわ効く) | 速攻で効く |
| ハダニへの効果 | なし | あり |
| 病気(うどんこ病など) | 効果なし | 予防・治療可能 |
どちらが良いかは、目的次第!
野菜や長期間の予防なら「オルトランDX」
すぐに害虫・病気を退治したいなら「ベニカXネクストスプレー」



害虫予防の観点からはオルトランの仕様がおすすめです!
こんな時はどっちを選ぶ?ケース別おすすめ


✔ 野菜を育てている場合 → オルトランDXがおすすめ
✔ すぐに害虫を退治したい場合 → ベニカXネクストスプレーがベスト
✔ 長く効く殺虫剤を探している場合 → オルトランDX
✔ 観葉植物や花の病気も防ぎたいなら → ベニカXネクストスプレー
まとめ|オルトランDXとベニカXネクストスプレー、どっちを選ぶ?


どちらを選ぶべきかは、何を育てていて、どんな害虫・病気を防ぎたいかによります。
こんな人はオルトランDX
✅ 野菜を育てている
✅ 長期間効く殺虫剤がほしい
✅ 予防として使いたい
こんな人はベニカXネクストスプレー
✅ 害虫をすぐに退治したい
✅ 花や観葉植物を育てている
✅ 病気(うどんこ病・黒星病)も同時に防ぎたい



どちらも優れた薬剤なので、状況に応じて使い分けるのがベストです。



「害虫や病気で悩んでいる…」という人は、ぜひ今回の比較を参考にして、自分に合った殺虫殺菌剤を選んでくださいね!


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