「手間をかけずにお庭を華やかにしたい」「グランドカバーになる花が欲しい」そんな方にぴったりなのがシバザクラ(芝桜)です!
桜に似た可憐な花が地面いっぱいに咲き広がる姿は圧巻。春に庭を一面カラフルに彩ります!
ボタゾン「芝」と名前についていますが、芝生ではなく、春に広がって咲く多年草の花なんです。



この記事では、シバザクラの特徴・花言葉・育て方・水やり方法・お手入れのコツまで、初心者にもわかりやすく解説します!




シバザクラとは?特徴と魅力を紹介


シバザクラは、ハナシノブ科の多年草で、春になると地面を覆うように花を咲かせるグランドカバープランツです。
名前の通り、桜のような形の小さな花を咲かせます。
🌼 基本情報
学名:Phlox subulata
分類:ハナシノブ科 フロックス属
原産地:北アメリカ
開花時期:3月〜5月
草丈:5〜15cm(地面を這うように広がる)
花色:ピンク、白、紫、青、赤、複色など
🌟 魅力ポイント
シバザクラの花言葉とその意味


見た目が可愛らしくも、力強く地面を覆っていくシバザクラには、前向きで心温まる花言葉が込められています。
💐 花言葉
- 「希望」
- 「一致」
- 「忍耐」



寒さや乾燥にも強く、春にはしっかり咲いてくれる姿から、「希望」や「忍耐」が感じられます。
複数の株が一緒に広がる様子から、「一致」という言葉もつけられました。


シバザクラの育て方【基本のポイント】


シバザクラは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。
根が浅く、乾燥に強い反面、湿気に弱いため土選びが大切です。
🌱 植え付けの時期と方法
- 適期:3月〜5月、または9月〜10月
- 間隔:20〜30cm(徐々に広がって地面を覆う)
- 用土:水はけの良い土(砂を混ぜた花用培養土がおすすめ)
ポイント!
- 植え付け時に浅めに植えるのがコツ!(深植えはNG)
- 斜面や花壇の縁など、水がたまりにくい場所に向いています
☀ 日当たりと置き場所
- 日当たりの良い場所が絶対条件!
- 半日陰だと花つきが悪くなる
- 長雨が直接当たらない場所がベスト(鉢植えなら移動も可能)
💧 水やりの方法
シバザクラは乾燥に強く、過湿に弱い植物です。
- 地植えの場合:
→ 基本的に水やり不要!
→ 植え付け直後と真夏の長期乾燥時だけ水やりを - 鉢植えの場合:
→ 土が完全に乾いたら、たっぷり水を与える(週1〜2回目安)
→ 鉢底から水が出るまでしっかり与え、常に湿らせないよう注意!
注意点!
❌ 常に土が湿っていると、根腐れやカビの原因に
❌ 冬は休眠するため、水やりは控えめでOK!
🍽 肥料の与え方
- 植え付け時:緩効性肥料を土に混ぜておく
- 追肥:開花前の2月〜3月に1回だけ与えれば十分!
→ 肥料の与えすぎは株が弱る原因になるので注意
シバザクラの管理【剪定・増やし方・病害虫対策】


✂ 刈り込み・剪定方法
- 花が終わった5月頃に全体を軽く刈り込むと、株がコンパクトに整います
- 古い枝や伸びすぎた部分をカットすることで、蒸れ・病気の予防にも◎
🌱 増やし方
- 挿し芽(さしめ)で簡単に増やせます!
→ 5月〜6月、または9月に
→ 元気な茎を10cmほど切って、湿らせた土に挿すだけでOK!
🐛 病害虫対策
✅ 灰色かび病:湿度が高いと発生しやすい → 通気を良くし、水やりは朝に
✅ アブラムシ:新芽に発生 → 見つけ次第取り除く or 薬剤を使用



基本的にはとても丈夫な植物なので、トラブルは少なめ!
Q&A:シバザクラに関するよくある質問


❓ Q1. 芝生のように踏んでも大丈夫?
A. NGです!
見た目は芝に似ていますが、踏むと茎が折れて株が弱ります。
→ グランドカバーに使う場合も、人が通る場所は避けましょう。
❓ Q2. 一年草?毎年咲くの?
A. 多年草なので、毎年咲きます!
→ ただし、蒸れや日照不足で弱ると翌年に影響が出るので、刈り込み&日当たり管理が大切。
❓ Q3. 花が咲かない原因は?
A. 日照不足・肥料不足・剪定不足が主な原因です。
→ 日当たりの見直し+春前の追肥+花後の刈り込みで復活することが多いです!
✅ まとめ:シバザクラで春の庭を“花のじゅうたん”に!


🌸 育て方まとめ
✅ 日当たり&水はけの良い場所に植える
✅ 水やりは控えめ、乾燥気味でOK!
✅ 肥料は春前に一度だけ
✅ 花後の刈り込みで株をリフレッシュ!



シバザクラは、丈夫で手間が少なく、毎年春になると見事な花じゅうたんを作ってくれる優等生です。
斜面や花壇のふち、鉢植えでも楽しめるので、ぜひあなたの庭にも取り入れてみてくださいね🌿✨


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