冬に発根管理は一般的にNGだと言われていて、私もやめた方がいいと思っています。
ただ、秋に植え替えた毒液の根が完全に枯れてしまったため、不可抗力的に発根管理をする必要が出てきました。
温度が低いので、発根には向かないと思うのですが、Rapid Start様の力を信じてみようと思います。
この記事では冬に発根管理を行うメリットや方法、注意点について説明しようと思います。
こんな方にオススメ!
・実際に冬に発根管理をするとどうなるか知りたい方。
・RapidStartの本当の効果が気になる方

冬の管理は少し手間がかかりますが、成功すれば春に向けて元気なアガベが育てられます!
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冬にアガベの発根管理をするメリット
冬にアガベを発根させることには以下のようなメリットがあります。
- 春の生育スタートがスムーズになる。
- 株が安定しやすいため、根腐れやダメージを防げる。
- 市場で購入した根無し株や株分けしたものの成長を早められる。
冬に発根管理をする際の注意点
反対にデメリットは
- 寒さ対策を徹底する。一般的には15℃以上にしたい。
- 低音による寝の成長の停滞
- 窓際から光をとっている場合は、日照不足になりやすい。
冬はアガベにとって休眠期ですが、特に子株のうちは体力がなく枯れてしまうデメリットがなにより大きすぎるため、冬場の発根管理はお勧めされていません。
冬に発根管理をする際の環境設定ポイント
アガベを冬に発根させるには、以下の環境が重要です。
1. 温度を適切に保つ
アガベは寒さに弱い植物なので、最低でも15℃以上をキープしましょう。室内での管理が基本になります。
- 室内の温度を一定に保てるヒーターを活用。
- 根元だけを温める「ヒートマット」も便利。
2. 湿度を管理する
発根には適度な湿度が必要です。乾燥しすぎないようにしましょう。
- 根が付くまでは霧吹きで軽く水分を与える。
- 水のやりすぎには注意(根腐れの原因になります)。
3. 明るさを確保
日中はできるだけ日当たりの良い窓辺で管理するか、植物用ライトを使用します。
RapidStartの使い方と効果
今回使う発根促進剤「RapidStart」は、発根を早めるのに非常に効果的です。使い方は以下の通りです。
使用方法
- RapidStartを水で薄める。目安は200から500倍希釈です。
- アガベの根元やカット部分に浸ける。
- 土に植えた後、土が乾燥しないよう注意しながら適量の溶液を与える。
効果
- 栄養分が直接根に届き、発根が加速。
- 根の成長が早まり、株の安定性が増す。
匂いは独特かもしれませんが、Rapid Startは初心者にも扱いやすいしあるのとないのでは発根のスピードが段違いです。
こちらもRapid Startを利用して発根管理が成功しています。




実際に使ってみた
こちらが植え替えで根っこが枯れてしまった毒液です。
一見長葉系オテロイのような鋸歯をしているのですが、葉全体はコンパクトにまとまっています。
この株を利用していきます。


用具の準備
用具は、カッター、ライター、ブラシ、ベンレート、水苔、そして、Rapid Startです。
下準備
カッターをライターで炙って熱消毒します。
枯れた根っこを切る。
はい、やっぱり根っこが枯れているのでできるだけ水苔との接触面積を稼げるよう切っていきます。




だいたいここらへん、と決めたらカッターを止めないで一気に切ります。




切り口にベンレートを塗る
切り口から菌が入ってダメにした経験から、切断面にベンレートを塗ります。




水苔にRapid Start溶液を垂らす
大体乾いたと思ったら(6から12時間程度)、Rapid Startを500倍で希釈した溶液で水苔を十分に湿らせて準備OKです。




環境的には朝8時頃でこのような温度です。
2日目
まだ動きがないので、このまま見守ります。


6日目
なんと!もう発根してくれていました!
すごい、Rapid Start凄すぎる!!


冬の発根管理でよくある失敗と対策


1. 温度不足による失敗
冬は室温が低下しやすいので、ヒートマットや保温シートを併用してください。
2. 水の与えすぎ
水分過多は根腐れを招きます。土が乾ききらないよう注意しながら、適度な湿度を保つことが重要です。
3. 根が出ない場合
発根が見られない場合は、焦らず再度RapidStartで処置し、環境条件を見直してみましょう。
まとめ:冬の発根管理で春を迎える準備を


冬の発根管理は少し難しいと感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば成功率が上がります。私はRapidStartが使いやすいと感じますし、使うことでアガベが元気に根を伸ばしてくれます!



寒い時期でもアガベとの時間を楽しみながら、春に向けて素敵な準備を始めましょう。


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