塊根植物や多肉植物を室内で育てたいけど、どんなものが必要なのか悩んでいる方も多いと思います。
室内で育てるときにこれだけは用意しておくべき、というものと、あると便利というものをご紹介します。
道具選びの参考にご活用ください。
LED植物育成ライト関連
LED植物育成ライト
LED植物育成ライトには電球タイプとパネルタイプがあり、電球タイプではPPFDが高くコストも低いため、コスパに優れ、広角レンズも登場したHaruDesignのHASU38 spec9をお勧めします。
このレンズを持っておけば間違いないおすすめのライトです。
パネルライトは同じくHaruDesignのGL-BOARD 5000をおすすめします。
Samsung製のライトのLM301hを採用しているため、PPFDが高いです。それにも関わらず、国産製で一番安いのでは?と思われコスパも非常に高いです。
また、100、75、50、25%の調光機能が付いており、照射強度の調整が可能です。また、各種基盤に対して防水機能が備わっており、水やりの際もリスクが軽減されます。
ライティングレール、ダクトレール
ソケットとセットになりますが、ライティングレールです。
私は50cmのライティングレールを購入したのですが、ぎりぎり電球型LEDライトのHASU38が4つ設置できました。
他には1m、1.5mも選択できます。
ソケット
ライティングレールとセットです。
ライティングレールからの距離が遠い場合は長いソケットを使いライトを近づけることで照度を上げることができます。
また、角度調整ができるソケットや、色も様々ありますので、選ぶ楽しみもあります。
ライトスタンド
スタンドは大きく、スタンド型とクランプ型があるのですが、電球型を取り付ける際、棚に取り付けたりクランプ型の方が自由度が高いため、クランプ型をお勧めします。
また、スタンド型も画像撮影の場合は、フロアスタンドも併用すると綺麗に撮ることができます。
水やり関連
ジョウロ
シャワーも出せ、普通の水差しもできるタイプは有用です。
小さいジョウロと大きいジョウロなど用途を分けて使うと水やりが便利です。
霧吹き
葉水を与える際の必須アイテムです。
モンステラやアグラオネマが喜びます。
私は葉物の植物に1日に一回は葉水を与えています。
風関連
首振りサーキュレーター
Keyniceのサーキュレータは植物界隈ですと有名です。こちらを持っておけば問題なしです。
私はできるたけ、USB Type-Cでまとめているので、コネクタがUSB Type-Cで密かに嬉しいです。
用土関連
ベストソイルミックス
自分で土を作れれば良いのですが、こちらを使っておけば問題ない土です。
小さい土が最初から入っておらず、水捌けや成長などにむけて非常に安定した土になります。
軽石
アガベなどは少し辛い土を作りたいと思います。
上のBEST SOIL MIXでも良いのですが、もう少し辛い土を使いたい場合は軽石の日向土(ボラ土とも呼ばれています)を足して水捌けの良い用土を作ります。
底石
根腐れ防止のため底石も植物育成には必須だと思います。
従来の石だけでなく、軽い底石も売られています。
土ふるい
細かい土を払ったり、大きい石を取り除いたり便利です。
一般的なものかもしれませんが、用土を作る時に質の高い用土を作れます。
植木鉢、ポット関連
マジカルポット
子株育成にもってこいの鉢です。
他の発根管理記録でも利用していますが、腰水もそうですが、スリットが入っているため、用土の渇きが早く、水のやりすぎで根腐れする懸念を軽減してくれます。
プラスチックポット
少し大きくなってきたら黒いプラスチックで鉢を揃えおしゃれ感が出ます。
そこまで高くないのですが、高見えする鉢で高級感があります。
形もTALL型やBALL型など様々なタイプがありますが、丸みを帯びたBALL型、SHALLOW型が好みです。
鉢底網
土が漏れないようにするためと、通気性を両立するためのマストアイテムです。
麻紐
発根管理中は土と植物をズレがないようにする必要があるため、紐で縛っておく必要があります。
パキプスやグラキリスの発根管理の際に利用しています。
温度計関連
switchbot
外にいても温度がわかるため、発根管理中など、少しでも安心したい時に導入したいです。
液晶が付いているため、もちろん普通にも使えます。
土温度計
こちらも土の温度が測れるので、発根管理中、土の温度の確認に利用できます。
発根管理の時に感じたのですが、意外と土の中の温度は上がっていません。
計測することでやっと気づきました。
照度計
Lux換算ですが、照度を測ってくれます。
見た目の光の強さを人間が判断するのは見慣れていないと辛い(私は明るいか暗いかくらいしかわからないので。)ので、あると非常に重宝します。
剪定ばさみ
剪定ばさみ
固くて切りづらい枝ってどうしても出てきます。普通のはさみだと切りづらい時には剪定ばさみ。
これを一つ持っておくだけで不要な労力を軽減できます。
スコップ
筒型スコップ
こちらは場所を取らないし、マトリョーシカ状に重ねてしまえるので便利です。
ピンセット
熊手付きピンセット。こちらはかゆいところに手が届く、こんな便利商品が欲しかった。
kaijyuプラントのピンセットセットが良かったです。一つにまとまっていて嵩張らないし、おしゃれです。
グローブ
園芸用のグローブは最初いらないかなーと思っていたのですが、アガベの植え替えの時に指の節々から血がどぴゅっとでまして、慌てて揃えました。トゲトゲのサボテンなどの植え替えの時のためにも揃えておきたいです。
棚
温室用
棚が必要だけど、なかなか丈夫な小型のものがないと探していて思ったのですが、やっと見つけました。
私はカバーが破れてしまったのですが、替えも売っていて助かりました。
スチールラック
エキスパンドメタルを使ったタイプで通気性とおしゃれ度が高いです。
鉢が落ちないように工夫されているところも良いです。
肥料
ハイポネックス
液肥と言ったらこれ!これを買っておけば間違いなし。
アガベだけでなく、様々な植物に利用可能で、私は月一位を目安に与えています。
マグァンプK
土の配合の際に混ぜてあげることで、その後の成長が違います。
無機質の土だと栄養分が足りない場合があるため、混ぜてあげることが多いです。
HB-101 希釈ハンドスプレー
元気がなかったり、朝水分を与えたりする際に積極的に使っています。
パキプスが元気になりました。
発根管理
活力剤
オキシベロン
こちらは発根管理の有名人、明らかに発根が早くなります。
またつけすぎると栄養分が液に流れ出すとのことで、24時間以上の利用は非推奨です。
メネデール
発根管理中の水やりにはメネデール、こちらも植物に元気が出てくるのがわかります。
Rapid Start
発根管理の最終兵器、使用するしないで確実に発根スピードが違います。別記事のジャガーノード発根管理でも利用しました。
ルートン
植物によって、オキシベロンが合う植物、RapidStartが合う植物、そしてルートンが合う植物があると思います。
植物にあった活力剤、発根管理を利用するといいと感じました。
殺菌剤
トップジン
傷口にぬるのはこちら。枝折れなどしてそこから鎖が入る場合もありますが、傷口に塗ることで鎖を防止してくれます。
オレンジ色の特徴がある薬剤です。
ダコニール
ダコニール風呂とも呼ばれる、白い殺菌力満タンのお風呂に植物をつけて消毒をします。
ベニカX
葉っぱの殺菌はこちら、ハダニなどの予防に。
匂いが特徴的で体に悪そうなのがわかるので、十分に換気をしてから使ってください。
オルトラン
奥深くまで住み着く害虫対策にオルトラン。土に撒き、根っこから吸わせて対策します。
ヒーター
上で紹介した温室用植物だなとセットで利用しています。温めると植物も非常に元気になってくれます。
サーモスタット
設定温度になると自動で温度を切ってくれます。上のパネルヒーターとセットで利用します。
掃除関連
ほうき・ちりとり
土いじりをしているとどうしても土汚れがあります。
ほうきちりとりセットになっているものがお勧めです。
バケツ
小さいバケツは掃除だけでなく、ベンレートでの殺菌などにも使えて便利です。
その他用具
作業用
ガーデニングトレイ
このトレイは大きくて作業がしやすいです。また、高さが5cmほどあるため、土こぼれも防止できます。
他に小さい版のトレイも売っていました。
ソイルスティック
植え替えの際に特に重宝します。
根ほぐしや土を鉢に詰め込む際にあるのとないのでは大違いです。
タグ
植物分類用に普通は白タグだと思うのですが、黒タグがあります。
撮影ボックス
写真がきれいに撮れるようになり、そのことでモチベーションが上がります。
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